令和2年度の試験内容変更に伴い、必須問題の対策が合否を分ける傾向が強くなりました。
さて、私を含めて、二次試験受験者上位50%に入るためには敵を知らなければなりません。今回は合格のカギとなる必須問題を分析して解説します。いわゆる過去問研究です。
結論、過去問演習です!
必須問題では以下の3種類に分類され、頻出問題を抑えれば合格の可能性が高まると推察します。
- 点数取らなきゃいけない問題(頻出問題)
- 課題からある程度予想できる問題(予想問題)
- 何とか空欄を埋める問題(新規問題)←正解を狙うより空欄を作らないことが目的
理由は、「ちゃんと過去問研究してきたよね?今回も過去問から出してるからね。過去問ちゃんと勉強していれば自然と上位50%に入って受かるからね。」のメッセージ性があると考えるためです。
そもそもですが、何のために試験内容を変更したのかですが、天下り団体職員の都合によるところは無視しますが、以下の2つがあると私は考えます。
①試験元の立場に立つと、今までの試験の出し方だと点差が開きにくく、不合格者の振り分けが大変である。
②建築設備士の資格保持者のレベル底上げのため。
以上の2点から、受験者の点数のバラツキ度合いを高めて、理想的な正規分布に近づけたかったのではないかと筆者は考えました。
では、どうやったら偏差値50以上取れるのか。
繰り返しますが、公式ホームページに載っている過去問10年分を高速周回することです。
それをやれば、必須問題の頻出問題は手堅いでしょう。
次に課題から予想できる問題の対策を行うこと。
最後に余裕があれば新問対策です。
筆者は新問対策の優先度は低いと考えます。
理由は時間がかかるうえに対費用効果が低いと考えるためです。
筆者は一度二次試験に落ちて、過去問研究する時間が十分にあったため、必須問題の過去問研究ができ、気づくことができました。一度目受験時、必須問題のことを正直甘くみていました。
さて、ここまでご覧になった貴殿の次の行動はなんでしょうか。
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